週刊・なんちゃって僕のLife Fact

「なんちゃって僕のライフハック」の続編です。編入生物系学生がお送りします。

外部の大学院進学を考えるときに留意すること

無事に某東京大学の大学院生になれたので、院試関連の話題も記事にしておく。

 

今回は、院試に対する向き合い方・マインドの部分について。特に外部から受験を考えている方、大学院に興味のある方に読んでいただけたらなと思う。

 

1.大学院は人生の残りのピースを埋めるためにある

特に理系の場合、学部卒との差別化のために修士まで進むケースが増えているが、多くの人はわざわざ外部の大学院の受験を考えたりはしない。内部生だけの推薦制度を利用したりして、モラトリアム期間を伸ばすことだけを考える。

外部の受験者は、そうしなかった「何か」がある訳だ。それは、強い目的意識だったり、意志だったり人によって様々だと思う。

 

2.だから同じ属性の人と競い合う場面はほとんどない

大学で4年間学んできた時点で自身の専門性はある程度あると思った方がよい。学んできた分野が同じ受験者はもちろんいるだろうが、同じ科目、同じカリキュラムを受けた人はほとんどいないのだから。したがって、複数の受験者がAという専門用語を知っていても、そこから連想される事柄やAが引き起こす事象に好意的か否定的か(ex. 幽霊はいるかいないか)といった点で違いが生じてくる。

同じような理由で、受験者全体を自身や周りの同級生と同一としてみるような考え方:僕は英語が苦手な一般理系大学生だから周りも同じで英語の平均点は低くなるだろう、などはお勧めできない。

 

3.さらに、重要度は専攻の分野<<<<研究室のマッチング

なので、専攻の中ではマイナーな、なんでここの科に所属してるの?という研究室を志望して専門外の筆記試験に挑戦するケースもある。そのような人は、希望の研究室に入れない場合、入学を辞退したりする。(意外と多い)

 

4.こんなことを書いておいてなんだが、状況は専攻によって異なるので、その研究科・専攻の院試について詳しく知らない人の発言はまともに聞かなくてよい。

 

特に、

「大学院入試は大学入試と違って簡単」

→専攻によっては異様な倍率の所があるので千差万別

 

学歴ロンダリングがどうのこうの」

→お前が合格してから言え

 

外部進学を目指していると分かるとこのような発言をかましてくる同級生(フレネミー)・先生・見知らぬ大人がいるので要注意だ。

 

彼らに心が折れそうになったら僕のことを思い出してください。僕は外部進学という決断をした方々を応援します。