週刊・なんちゃって僕のLife Fact

「なんちゃって僕のライフハック」の続編です。編入生物系学生がお送りします。

再掲:初めて一人で誕生日を迎える君へ【ぼっち誕生日】

※この記事は2017年8月に前ブログで投稿した記事の再掲です。

 

実は、先日誕生日を迎えました。

しかしながら何の予定も入っておらず、実にふつうの一日だったわけです。

今年*1が丁度区切りの年でもあり、春に友人関係を一掃して引っ越し。

仲の良い友人とも連絡を取っていなかったので、仕方がなかったんですけど。

そんなことはさておき、この経験者が「ぼっち誕生日」を過ごす方法を提案します。

「普通の日」を「記憶に残る日」にするのです。

 

目次

  1. 誕生日を一人で過ごすのは危険である
  2. ぼっち誕生日の過ごし方
  3. 来年へ向けての対策
  4. 最後に

 

誕生日を一人で過ごすのは危険である

誕生日が近くなると、なんだか憂鬱になることはありませんか。

実はそれ、あなただけではありません。

 

アメリカの心理学者、デビッドレスター氏の統計調査で

普通の日に比べて誕生日の自殺者数は1.5倍多い

仮説を導きました。これは俗に「バースデイ・ブルー」と呼ばれ、日本人にもあてはまることが報告されています。

参考論文:Matsubayashi T, et al. Soc Sci Med. 2016;159:61-72.

自殺以外にも事故による死者が増加傾向にあるようです。

誕生日にはけっこうストレスを感じているようです。

 

 

ぼっち誕生日の過ごし方

 ⓪前日から当日深夜編

 早く寝ましょう。

 日付が変わる瞬間を目撃したい?ハリーポッターの見すぎか!

 その気持ちは10歳までで封印してください。

 メールやSNSのおめでとう通知なんか気にしてはいけません。

 むしろスマホの電源は切るべきです。

 そもそも貴方はX年前の0時0分ちょうどに生まれたわけじゃないのですから。

 

 ①朝編

 寝坊しても凝った朝食を作りましょう。

 この日を満喫する気合十分ならカフェのモーニングでも構いません。

 とにかく朝だけは特別なものを口にするのです。

 

 ②日中編

 一度しか行ったことのない思い出の地へ行ってみましょう。

 遠足で行ったところでも、博物館でも、元カノと訪れた場所でも、何でもよし。

 ただし、なるべく自力でたどり着くこと。

 事前に行き方を調べるのは構いませんが、道中カーナビを利用しないこと。

 前述したとおり、一人でいるのは我が身を滅ぼします。

 人混みを進んで選びましょう。

 *2

 

 ③日中編その2

 本を一冊買います。

 買うのはエッセイもしくは詩集、あるいは一巻完結の小説です。

 大衆小説や、続き物の小説は趣旨に添いません。

 カフェの主人が今日の一杯を選ぶように、あなたの今日の一冊を選んでください。

 後でなんでこの本を買ったのか疑問に思っても、良いんです!(ジョンカビラ風)

*3

 

 ④夕方編

 迷子になりながら帰宅します。

 迷子になることによって、頭が危機を察知しその日の記憶を強くします。

 夕方ということでセンチメンタルな気分が高まります。

 

 「もうぼっちで過ごすのは嫌!」と思った貴方は

 はじめに頭に浮かんだ人に電話をかけてみましょう。

 「迷子になっちゃったから、助けて...」と。

 相手の声を聞いた瞬間、涙が出ちゃうんじゃない??なんてね。

 

 「まだぼっちでも大丈夫」な貴方は

  今日の日のことを「誕生日に迷子になった」笑い話にして誰かに話してください。

  僕は3時間も夜の大型道路を彷徨いました。

 ※追記:1年後の今でも迷子になったあの周辺の道路事情は自信がない。原付で片側4車線道路に放り出される気持ちよ...。

 

 ⑤夜編

 両親や親戚に電話をします。

 こちらは穏やかな気持ちで接するのです。

 そしてスマホの通知を確認します。祝福の声はありましたか?

 ね、取っておいたほうがよかったでしょ?

 返信したら、早めにお風呂に浸かって寝てください。

 

来年に向けての対策

一緒に祝ってくれる恋人もしくは伴侶を作るか、もしくは諦めて仕事を入れてしまうか。

とりあえず、事前に「もうすぐ誕生日なんだよねー」くらいのアピールはしなさい。

そして今日の寂しさを覚えておいて、知人の誕生日には過剰なほど祝福してやってください。*4

 

最後に

この記事を読んでくださっている方で奇しくも誕生日を迎えられた方がいらっしゃいましたら筆者が祝福します。

 

お誕生日おめでとうございます。

もしもおめでとう第一号になれたのなら筆者は幸せです。

祝福されるのが嬉しくないくらい人生に存在意義を感じていなくても、何もできることがなくても、あなたはあなたでいいし、それを求めている方はたくさんいるのです。(多分、きっと)

いつか今日の日を思い出すことがあれば、このブログもついでに覗いてみてください。(ステマ

最後の最後となりましたが、あなた自身の新たな一年が、価値あるものになりますように。

 

 

 

 

 

*1:2017年

*2:ちなみに僕は隣市の某ショッピングモールへ行きました。原付で。

*3:ショッピングモールの中にある本屋で星野源のエッセイを立ち読みしました。近々買うと思います。

*4:ある一定の年齢に達した方*特に女性 には気を付けること。サプライズはしてはいけません。